これだけやれば英検合格~メリット~
ECC個別三鷹式 英検対策とは?
ECCノウハウ×個別指導×百人百様のオリジナルカリキュラム×講師の質⇒英検合格率:89.1%
その合格法を説明する前に、そもそも英検とは何なのかをお話をさせていただきます。
英検とは?
そもそも英検とは何でしょうか?
「英検®」は正式名称を「実用英語技能検定」といい、年3回実施される国内最大規模の英語検定試験です。現在、新しい英検の形として、限定的ですが、CBT(Computer Based Testing)が開発され、テストセンターにてコンピューター上で英検の受験ができます。累計9,500万人※の志願者を数える人気の英語検定試験!
英検はコミュニケーションに欠かすことのできない4技能(「聞く」「話す」「読む」「聞く」)を筆記、リスニング、スピーキングのテストでバランスよく測定することを目的としたテストです。初級の5級から4級、3級、準2級、2級、準1級、そして最終目標となる1級まで7つの級に分かれており、自分の目指す目標を身近に設定し、無理なく確実に実力を伸ばしてくことができるように構成されています。
日常会話から社会的な題材まで、受験者の学習段階を考慮した質の高い内容は、問題を解きながら知識を深められるよう工夫されています。(※1963年度~2014年度の全級志願者数累計)
英検の受験料金は?
本会場と準会場で受験費用が異なります。全て税込み金額。1級、準1級は本会場のみ実施。
本会場とは、英検協会が設置する公開会場での受験。具体的な試験会場は、受験票が来て初めてわかります。準会場受験は申込責任者が定めた申込団体単位の会場で受験します。
ECC個別三鷹校は準会場登録をしているため、6月、10月、1月の3回すべて公開会場と同じ日程で、2級~5級まで受験できます。ただ、新型コロナウィルスの感染防止の対策として、一般のお客様の受け入れはしておりません。すべて現在、お通いの塾生のみになります。ご了承ください。
意外と知られてない英検取得のメリットは?
「英検」の魅力はたくさんあります。ECC個別三鷹校にて、そのメリットを生かして、合格したり、加点されたり、メリットを最大限享受しています。ECC個別三鷹校の実際の例も加えながら説明をさせていただきます。詳しくは英検・TEAP・IELTS 活用校検索
☆英語学習意欲向上
小学生以下のの志願者は2019年度408,957人(約10%)を占めています。小学校での英語の教科化によりさらに増加していく傾向にあります。英検5級は習い始めたばかりでも挑戦できるようになっていて、その経験が学習意欲を向上させます。
☆入試に活用
英検がどんな形で入試に活用されているのか?というと大きく分けると、出願資格、得点換算/試験免除、学科試験免除、加点、判定優遇/合否参考などに分けられます。入試では、ほんの少しの得点差が明暗を分けるときはよくあります。英検を取得していることで、得点換算されたり、加点されることもあり、合格率が上がります。ECC個別三鷹校では、志望校に学力的にもう少し足りない、内申点が推薦で足りない生徒が逆転合格を多く出しています。逆転合格を狙うなら、英検取得。
具体的にそれぞれの入試で英検がどう活用されているか、見ていこうと思います。
・中学入試
中学入試に関しては、小学校の英語の教科化に伴い、現在も英語を受験科目としている中学校も多くありますが、さらに取り入れる中学校が増えていきます。今以上に英検資格の重要性が高まってきます。現在、2020年入試で、選択の対象であれ英語入試を導入した中学校の数は141校。全体の実に半分近くの中高一貫校が英語の試験をすでに扱っています。
首都圏模試センター:首都圏中学入試での「英語(選択)入試」の実施校一覧
現在、英検取得による入試優遇を行っている中学校例
聖徳学園中学校一般入試⇒AM、PM入試にて英検4級以上取得者の国語または算数の試験を免除
目黒日本大学中学校⇒4級で+10点、3級で+20点、準2級で+30点、2級以上で+40点
その他:山脇学園中学校、京華女子中学校、大妻中野中学校(グローバルリーダーズコース)、桜丘中学校、東京女学館中学校、京華女子中学校なども英検取得による入試優遇を行っています。
・高校入試
単願推薦、併願推薦の場合、英検3級や準2級を取得していると内申点にプラスされる学校や出願条件にしている学校が多くなっている。2021年からの教科書改訂によって、英語のレベルが上がり、現在の英検3級が標準ではなく、準2級取得を必須する可能性が高くなります。
現在、英検取得による入試優遇を行っている高校例
拓殖大学第一高等学校(推薦・一般入試普通コース)⇒内申の3科の合計または5科の合計に加点している。3級は1点、準2級以上は2点
錦城高等学校⇒3級は英語の評定3の場合4の扱いとし、準2級以上は英語の評定4の場合5の扱いとする。
その他:昭和女子大附属昭和高等学校、工学院大学附属高等学校、八王子学園 八王子高等学校、大東文化大学第一高等学校、国士館高校等
・大学入試
今の大学受験は、一般受験より総合型の方が倍率が低く、受験科目も少ないので、受験者数も増えていて、また、逆転合格しやすい。その総合型の一つの基準に英検2級(準1級)以上としている大学が増えています。東大、京大、早大、慶大の受験問題で合格点を狙うのであれば準1級レベルがないと一般では合格できない状況。そのため、大学によって準1級を出願資格にしている大学もあります。
現在、英検取得による入試優遇を行っている大学例
成城大学経済学部、文芸学部総合型入試⇒英検2級以上で出願ができる
駒澤大学全学部統一の一般入試⇒優遇対象は個別試験の外国語(英語)。2級以上で得点換算:75
早稲田大学国際教養学部⇒優遇対象は個別試験の総合点。2級加点:5、準1級加点:10、1級:15
それ以外の大学:明治大学、立教大学、武蔵大学、日本大学、明治学院大学、専修大学、中央大学、日本大学、和光大学、日本女子大学、東洋大学等
ECC個別三鷹校の生徒例
・小学生で英検3級を取得している小5の女の子がいます。小4の1月にECC個別三鷹校に通い始め、小5の6月に4級合格、小5の10月に3級合格、現在準2級合格に向けて勉強中。私立中学校も検討中で、算数、国語も勉強中。英検の勉強法は別で紹介しますが、無理せず、楽しく勉強している状況。英語力もつけつつ、中学受験も視野に勉強中。
・現在、中3の6月でほとんどの生徒は準2級を合格しますが、今回中2の10月で準2級を合格。中1の1月に英語が苦手(定期テストはいつも50店前後)ということで、通塾し始めて、単語、文法、語法、長文という形で授業を展開、また学校の定期テストのフォローしながら、対策授業を展開。定期テストは順調に80点を切らなくなった。英語の苦手意識が一気に変わり、英語が得意教科になっている状況。
・現在、高2の男の子。高1の11月から通っていて、1月に準2級合格。6月に2級合格している状況。高1の時、6月、10月の英検準2級を受験したが落ちてECC個別三鷹校へ。単語チェックすると、覚えていない状況があり、単語の覚え方を含めて、アドバイス。暗記チェックを行い、1月準2級合格、6月に2級合格、10月に準1級を受けたが、10点ほど足りず、落ちている。1月に向けて特訓中。
☆単位認定
・中学校
中学校として、単位認定をしているところはないですが、様々な中学校で英検を推奨し、学校で受験できるように促しています。英検サイトには記載はありませんが、付属中によっては、中3のうちに英検準2級取得しないと、高校に推薦しない中学校もあります。
具体例
明治大学付属明治中学校⇒中学から高校への推薦には、英検準2級(1次試験)以上に合格していることが必要
東京電機大学中学校⇒目標取得級として中1:5級、中2:4級、中3:3級を設定している。すでに目標級を取得している生徒には次の級にチャレンジするように促している。
東京農業大学第一高等学校中等部⇒成績に加味。級の取得学年による点数化
・高校
高校として単位認定をしているところは少ないですが、様々な高校で英検を推奨しています。付属高校では、英検2級取得がないと、大学へ推薦をしないという高校もあります。
立教新座高校・立教池袋高校⇒立教大学推薦にあたり、英検2級程度の英語力を有することが要件
佼成学園女子高等学校⇒全校挙げて取り組む「英検まつり」を年二回行っています。
法政大学高等学校⇒2級以上法政大学への進学要件(GIS以外)、準1級以上法政大学への進学要件(GIS)
東洋大学京北高等学校⇒準2級以上が附属大学への推薦基準
・大学
そこまで多くはないですが、英検準1級以上を取得すると、単位を与える学校もあります。現在は英検だけではなく、IELTSなどの別の検定を採用している大学もあります。
お茶の水女子大学⇒入学以前に取得している場合準1級・IELTS 6.0~6.5:4単位、1級・IELTS 7.0以上:12単位
成蹊大学経済学部・法学部⇒準1級入学前または在学中取得で、検定試験(英語)2単位認定
東京農工大学⇒準1級単位取得をしていない指定の英語科目のうち、2018年度以前入学生は2単位、2019年度以降入学生は3単位まで認定する。
※英検を取得していることで、奨学金や給付金、費用免除をしている中学校、高校、大学があります。
ECC個別三鷹校の生徒例
・現在付属中の中2で、今年の5月に英語が苦手で、テストの成績が常に50点前後。テスト対策と英検対策で入会。そこから単語の暗記とまだ習っていない文法の整理を行い、10月準2英検合格。そのまま高校へ行けるようになり、テストの点数も70点を超えるようになっている。
・現在付属高校の高2で、他の塾に通塾していて、英検2級を2回(2020第一回、第2回)連続落ちてしまい、最後の砦として、うちに入会。10月合格を目標にし、単語の暗記、文法、長文、リスニングを並行して行い、3か月間徹底的に行い、2020第3回で合格。クリア。
※英検を取得していることで、奨学金や給付金、費用免除をしている中学校、高校、大学があります。
☆海外留学
オーストラリア、アメリカ、ニュージーランド、カナダ、チェコ共和国で従来の留学向け英語テストと同様に、語学力の証明資格として認められています。2級合格で4技能合計のCSEスコアが2150点以上であれば2級Aという新しい資格が作られています。ほとんどが2級A、準1級、1級で留学の権利を得られます。詳しくは、https://www.eiken.or.jp/eiken/abroad/
☆社会人の英検の価値
英検1級をとると、
・通訳ガイド(通訳案内士)国家試験:英文試験免除(国土交通省管轄)
・教員採用試験英語:英語試験免除(文部科学省管轄)
等があります。
今まで、習い始めから、社会人に至るまでの英検取得のメリットを書いてきましたが、次回は、小学生、中学生、高校生に特化して、各級のレベルとメリットを考えていこうと思います。